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漢方では 直立二足歩行する人間にしかないといわれる痔、肛門付近の静脈にで来たお血(ドロドロ血)が原因になっているケースが多く、その体質素因の対策が有効になってきます。
いぼ痔(痔核をともなう)やきれ痔(裂肛があり出血をともなう)、あな痔(化膿をともなう)などがありますが、いずれもお血の改善を目標にしていきます。
どうしてお血ができるの?
人は二足で立って歩くため、他の4本脚の動物とは違い肛門と内臓の位置関係が垂直になっています。
ですから活動中はいつも肛門の上に内臓の重さがのしかかり、肛門付近で血流が圧迫されやすいため、いぼが出来たり切れて出血したりしやすいのです。 したがって、日常立ちっぱなしや座りっぱなしの方、便秘や肥満などで腹圧の高い方は繰り返しやすいので要注意です。
便秘がちのかたは
痔のかたの多くは排便がすっきりしない傾向があります。出血や痛みなどがいやで排便を我慢したりすることもあるため、余計に慢性便秘や残便感を引き起こしてしまいます。 腸内環境の向上と、きっちりとした排便習慣をつくることがポイントです。
肥満タイプのかたは
肥満のかたは、日常的に腹圧が高くいぼ痔や脱肛などの静脈瘤をつくりやすいです。 外用薬を使って一時的に症状をおさえ続けている方も多いですが、再発しにくい体質にしていくのならダイエットが有効です。
お血タイプのかたは
便通が良く、特別肥満でもない方は、飲食物や生活習慣などを見直してみることが最優先です。 刺激物や味の濃い食べ物、飲酒習慣や不規則な生活はお血体質をつくります。 症状が軽ければ外用薬でも充分なケースがありますが、生理トラブルや肌トラブルなど痔以外の複数の症状をお持ちの方は、漢方で体質から見なおすことをお勧めします。
エネルギーの不足しているかたは
慢性的な疲労倦怠や高齢の方、内臓の下垂傾向のある方は脱肛しやすくなります。
エネルギーを補いお血を改善していく事と、下がってしまった内臓を引き揚げるための養生が大切です。
店頭では
「痔は寒い冬に悪化するため、冬のほうがお客さんが増える」は昔から薬局での定説でしたが、最近は季節を問わず年中病となっています。 老若男女もほとんど関係がなくなっています。
痔は命にかかわる重大な病気ではないので安心していたり、逆に諦めている方がおおいのですが、上記の様に体質病とも言えるので、体からのシグナルだと思って早めの対策をお勧めしています。
生活面での養生法をお伝えしています。
漢方薬を飲むだけで安心してしまいがちですが、より効果的に良くなっていけるように 生活面の養生をお伝えしています。 皆様のおかれている生活環境は人それぞれ違いますから 、その方に合った養生法をお伝えし取り組んでいただいております。 お薬だけでなく食事、運動、休養などの養生を含めた取り組みが漢方のやり方なのです。
影山薬局での取り組み
腸内の環境を整えていきながら、お血体質を良くしていける様な漢方養生を取り入れていきます。
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