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漢方では 低血圧は、高血圧に比べて治療法が少ないイメージがありますが、漢方では血圧そのものを上げると言うよりは、低血圧に伴う不快な症状の改善を目標にしています。
時間がかかるケースがありますが、漢方の得意な分野でもあります。 よく見られるのは以下の3タイプです。
1、心(しん)タイプ
血液循環の悪化や、不安などの感情が強くなっている方に見られます。 血行不良があるために顔色や唇の色、舌の色が悪く、冷え性タイプが多いです。全身の血液のポンプである心臓の力が弱いため、疲労しやすく呼吸も浅い傾向です。睡眠時に夢を何度も見たり、なかなか寝付けないなど睡眠のトラブルが出ている事があります。
動悸、息切れが気になることもあります。強いストレスの後や、慢性病の病後に表れるケースも有ります。
2、脾(ひ)タイプ
エネルギーを作り出す胃腸機能が弱いタイプで、貧血気味、疲れやすい、手足の冷えが気になります。
胃下垂で食欲が無かったり、過食をすると下しやすくなったりします。
顔は蒼白く、皮膚は乾燥気味でつやがありません。エネルギーが不足気味ですから、目覚めが悪く、日中はボーッとしやすく、午後くらいからようやく元気が出てきます。また冷え、疲労、ストレスなどでこれらの症状が悪化しやすいです。
3、心脾両虚(しんぴりょうきょ)タイプ
上の1,2の両タイプの症状を併せ持った方で、睡眠トラブル、胃腸トラブルにくわえ、月経トラブルが加わってくる事があります。
漢方で言うところの虚弱体質の方ですので、規則正しい生活を心がけて消耗を防ぎ、不足分を食事や養生で補っていきます。
漢方薬は血圧を上げる事よりも、低血圧に伴う不快な症状を取っていくことが目標です。漢方で体質的な弱点を中から整える事で、強い体質作りを目指します。
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